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事例紹介

相続・遺言・後見

当事務所にご相談にあった事例です。
個別のお悩みにも親身に対応いたします。
Case1: いつも良くしてくれる長男の嫁にも相続させたい。
長男夫婦の世話になって暮らしているAさんが、長男の妻に相続させる遺言書をつくりたいとの相談で来所されました。長男の妻には相続権はありませんので、Aさんのお考えとおりに遺言書をつくると贈与になり、高額な贈与税が発生します。そこで、長男の相続分を他の兄弟の倍とする分割内容を提案すると同時に、なぜ長男に多く相続させるのかの理由を、嫁への感謝の気持ちであると書き加えることを提案しました。不公平な分割内容であるにもかかわらず、相続は争われることなく終わりました。Aさんの死後、遺言書の内容を知った嫁は、姑の気持ちがうれしいと涙して感謝していました。
Case2: 贈与税分の現金をどこから調達するか。
Bさんの長男と次男は仲が悪く、夫が亡くなった時も兄弟で遺産争いがあったほど。そこで、後のことを考え、遺言書をつくりたいと来所されました。Bさんの話では長男は事業に失敗して負債があり、相続すると銀行が取立てに来るので、相続分をゼロにし、その分長男の嫁に贈与させるという考えでした。
長男の嫁には相続権がないので贈与となること、贈与税が高いことを話し、他の兄弟姉妹との税額の違いを予測・計算して説明しました。そこで、遺言書の作成とは別に、贈与税の原資として生命保険金の受取人を長男の嫁に変更することをアドバイス。了解を得て保険会社への手続きをしました。
Case3: 姉が遺産分割に応じてくれない。
外国企業勤務が長かったCさん。母親の面倒をみる機会のないまま、母親が他界したのを機に退職し日本に戻りました。しかし、母親と同居していた姉は遺産分割をしません。いくら督促しても返事がないので困って相談に来られました。
姉を相手に遺産分割調停を申立てましたがやはり財産(遺産)の内容を開示してくれません。話し合いが進まないので、不動産の所有権に関して法定相続分による姉弟の共有登記を一方的にして売却の話に切替えたところ反応があり、やっと話し合いがはじまりました。姉は通帳その他財産の開示に協力的になり、その後4ヶ月で解決しました。

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